XMの基本

XMの追加口座はどうやって作る? 作成手順や注意点などをまとめて解説

XMでは追加口座を1ユーザーにつき8個まで作成が可能です。
ほとんどの国内FX業者では、1つしか口座開設ができません。

「そんなに口座があって、何か使い道があるの?」

という声も聞こえてきそうですが、トレーダーによって様々です。

例えば、EA(エキスパートアドバイザー、自動売買プログラム)を複数稼働させたいと思うシステムトレーダーは、追加口座を作成する必要があります。
理由は1つの口座につき1つのEAしか運用ができないからです。

また、スキャルピング口座とスイング口座を別々にしたい場合も追加口座を作成できます。XMには3種類の口座タイプがあるので、それぞれの特徴に合わせたトレードができます。

しかし注意点もいくつかあります。
最悪の場合、口座凍結になったり、ボーナスが消えてしまったりする可能性があるので事前にどんなことに注意をするべきか考えておく必要があります。

今回の記事では、追加口座の作成方法と資金移動、トレードの注意点などをご紹介していきたいと思います。

1. 追加口座の作成方法

最初に追加口座を開設していきましょう。以下のURLから会員ページに進めます。

手順1 会員ページへログインする

xm追加口座の解説方法

XMの会員ページにログインしたら、画面上部にある“追加口座を開設する”をクリックしてください。

手順2 口座の詳細設定をする

XMの口座追加:口座の詳細設定追加口座の詳細設定をします。追加口座はメイン口座と別タイプでもよいですし、EAを稼働させるのであれば同じタイプでも大丈夫です。以下の表で設定内容を確認しましょう。

設定内容 備考
取引プラットフォーム ・MT4(世界で最も使われているプラットフォーム)
・MT5(2011年にリリースされたMT4の後継プラットフォーム)
※MT4とMT5のプログラム言語に互換性はありません。MT4のEAをMT5で稼働することはできませんので、注意してください。
口座タイプ ・マイクロ口座
・スタンダード口座
・XM ゼロ口座※マイクロ口座とスタンダード口座の違いはポジション単位です。
ゼロ口座ではボーナス制度はありません。
口座の基本通貨 JPY(日本円)を選択
レバレッジ 1倍~888倍まで選択可能
※XM ゼロ口座は500倍まで
口座ボーナス※ 受け取り希望する

手順3 パスワードを設定する

XMの口座追加:パスワードを設定する口座のパスワードは大文字・小文字・数字がすべて含まれており、8文字~15文字で登録する必要があります。口座ログインの際に必要な情報ですので忘れないようにしてください。

手順4 口座開設バナーをクリックする

XMの口座追加:口座開設バナーのクリック

規約に同意して、チェックボックスに“チェック”を入れましょう。
“リアル口座開設”をクリックすれば追加口座の作成が完了します。

2. 追加口座を持つメリットって何?

XMを含め、海外FX業者のほとんどは追加口座をすぐに作成できます。
ですが、そんなにいっぱい口座を作ってどうするの?という声も聞こえてきそうです。
追加口座を作成する代表的なメリットを5つ検証していきましょう。

メリット1 XMの口座タイプを試せる

スタンダード口座 マイクロ口座 ゼロ口座
レバレッジ※1 888倍 最大500倍
ボーナス※2 3000円口座開設ボーナス
入金ボーナス(累計50万円分)
XMロイヤリティプログラム
3000円口座開設ボーナス
最小取引単位 1000通貨 10通貨 1000通貨
取引手数料 なし 10ドル/往復(約1000円)
ゼロカット 対応
スプレッド(ドル円) 2.0Pips 平均0.1Pips
同口座での両建て 可能
FX通貨ペア 57種類 56種類
CFD 42種類 なし
貴金属 5種類 なし

※1 全口座の残高が2万ドル(約220万円(1ドル=110円の場合))を超えると500倍、10万ドル(約1100万円(1ドル=110円の場合))を超えると200倍にレバレッジが制限されます。
※2 追加口座を作成しても、ボーナスが新たに付与されることはありません。詳細は4-1をご覧ください。

メリット2 複数のEAを稼働できる

MT4を使って自動売買をしてみたいと思っている人も多いのではないでしょうか。
しかし、1口座で運用できるEA(エキスパートアドバイザー)は1つだけです。

ロジックが異なる複数の自動売買プログラムを運用する際は、追加口座が必要です。

メリット3 MT4とMT5の両方で運用できる

MT4とMT5。MT4は2004年に開発され、後継者ツールとしてMT5が2011年にリリースされました。開発したロシアのメタクォーツ社はMT5の普及を目指していますが、なかなか普及が進んでいないようです。

1つの原因は、プログラム言語が異なること。
MT4の自動売買プログラムをMT5で運用することはできません。インジケーターについても同様です。MT5で利用できるようにするためには、プログラム言語を変換する必要があります。

プログラム言語を変換するには、専門的な知識が必要ですし、インターネット上で配布されているEAやインジケーターのほとんどはMT4専用となっています。
MT5は2019年現在でも頻繁にアップデートされており、MT4よりも処理速度が速く、時間足などの種類も2倍以上に増えています。

以下の表にMT4とMT5の違いを簡単にまとめてみました。

項目 MT4 MT5
スピード やや遅く感じる サクサク動く
時間足の種類 9種類 21種類
描画ツール 31種類 44種類
カスタムインディケーターの数 とても豊富 だんだん増えている
基本インジケーター デフォルト30種類 デフォルト38種類
配布されているEAの数 とても豊富 かなり少数派
プログラム言語 MQL4 MQL5

図MT5 時間足

MT5で利用できる時間足一覧

1分足、2分足3分足、5分足、6分足、10分足、12分足、15分足、20分足、30分足、1時間足、2時間足3時間足、4時間足、6時間足8時間足12時間足、日足、週足、月足

海外のスキャルピングトレーダーの中には3分足を見ている人もいるようです。MT4ではできなかった分析はできるというのもメリットの1つです。

追加口座を作成して、どちらのツールが自分にとって相性がいいのか比較検討してみるといいかもしれません。

管理人おすすめ!取引スタイル別プラットフォーム

裁量トレーダー・・MT5(多様な分析ができるため)
システムトレーダー・・MT4(プログラムを運用できるため)

※スキャルピングトレーダーにはcTraderという取引プラットフォームがあります。XMでは提供していないため説明は省略しますが、ぜひ調べてみてください。

メリット4 マイクロ口座を使ってランクアップができる

スタンダード口座とマイクロ口座のボーナスの中に「XMロイヤリティプログラム(通称:XMポイント)」があります。取り引きをするたびに“XMポイント”が付与され、一定金額以上になると有効証拠金や現金に交換できるボーナス制度です。

XMのポイント

XMポイントは4段階のステータスで付与率が変化します。以下の表をご覧ください。

ステータス 口座開設からの取引日 ポイント還元
EXECTIVE 口座開設日~29日 10XMP/ 1 Lot
GOLD 30日~59日 13XMP/ 1 Lot
DIAMOND 60日~99日 16XMP/ 1 Lot
ELITE 100日以上 20XMP/ 1 Lot

※1 Lot = 10万通貨単位

最高ステータスのエリートになると、1Lot(10万通貨)につき20XMポイントが付与されます。

換算率は ドル=XMP÷3 ですので、約6.7ドル(670円)程度です。売買を繰り返すデイトレーダーなどはできるだけ早くこの段階になると、お得です。

取引日数とは実際にトレードを行った日数の合計のこと。ポジションを保有していれば、取引日数として換算されます。

そこでマイクロ口座を使います。マイクロ口座では10通貨が最小取引単位となっていますが、10通貨だけでもポジションを3ヶ月保有していればエリートになれるということですね。

単位も非常に小さいので、損益幅もわずかです。

4追加口座を保有するときに知っておきたいこと

4-1 ボーナスはユーザー単位付与される

追加口座を作成しても、ボーナスが新たに付与されません。ボーナスの上限額はユーザーごとに定められています。

口座開設ボーナス 3000円(1回のみ)
入金ボーナス 50万円(上限)

ただし、XMポイントについては、取引量に応じて付与されますし、ステータスも全口座の取引量に応じて上がっていきます。

2章のメリット4についてもマイクロ口座で少量のポジションを保有していれば、すぐにステータスアップが図れるというわけです。

4-2 複数口座間の両建ては禁止

XMでは同口座での両建てはOKですが、ゼロカットを狙った複数口座間の両建ては禁止されています。また、他の業者での両建ても禁止されているので注意してください。

XMではゼロカットが口座ごとに適用されます。
急激な価格変動で、一方の口座だけ利益が発生し、もう一方でゼロカットを適用してしまうと、XMにとっては何の利益にもなりません。

このような行為をXMでは不正とみなし、最悪の場合、出金拒否や口座凍結といった厳正な対処をされる場合があります。

4-3 口座の作り過ぎに要注意~管理が複雑になってしまう~

複数口座を開設すると、管理が複雑になってしまうという注意点があります。
EAの運用のために運用しようと、追加口座を開設したものの、長期間利用しないということもあると思います。

XMでは一定期間、ログインや取り引きをしないと、休眠口座または口座凍結となってしまうので注意が必要です。

休眠口座 残高がある状態で90日間取引がない場合
口座凍結 残高が0の状態で90日間取引がない場合

休眠口座になった場合、口座維持手数料として、毎月5ドルが残高から差し引かれます。ただし、ログインをすることが可能で取り引きを再開することも可能です。

一方、口座凍結になってしまうとMT4にもログインができなくなってしまい、復活は不可能です。この場合は追加口座を作成するしか方法はありません。

5 追加口座の活用はトレーダー次第

ここまで追加口座のメリットや注意点などについて見てきました。追加口座の活用方法はい様々です。自分のトレーダースタイルに合った使い道を見つけて、うまく活用してみましょう。

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